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明治維新のヒーロー [歴史]



こんにちは。

happy_Labo 編集者のtatsuyaです。



第10回目のHappy_Laboブログになります。

今回は、日本の歴史でヒーローとされている

「幕末の志士たち」について、

興味深い情報をシェアさせていただきたいと思います。





テーマは「明治維新」です。


日本が当時の幕府に統治された社会(幕藩体制)から

経済や文化などの自由化(近代化)と、

尊王攘夷を果たすことになった

大規模な改革運動の裏側にフォーカスします。





実はこの明治維新の実態は、

「大英帝国のアジア戦略」であると位置づけている、

興味深い学説があります。



この学説は、

世界地図を見ながら読み進めると理解しやすいです。



日本でまだ明治維新が起こる前、

イギリス(大英帝国)はまずインドを植民地化し、
次に中国で阿片(アヘン)戦争を起こし
香港を植民地化し

そして、日本にやってきたという流れが、

歴史と世界地図を照らし合わせると理解できます。




日本への侵略を企てるイギリスとの戦いに、

「薩英戦争」があります。

当時の薩摩藩とイギリスがぶつかるのですが、

ここで日本(薩摩藩)はイギリスに屈服しません。



当時のニューヨークタイムスには、


「この戦争によって西洋人が学ぶべきことは

日本を侮るべきではないということだ。

彼らは勇敢であり西欧式の武器や戦術にも予想外に長けていて、

降伏させるのは難しい。

英国は増援を送ったにもかかわらず、

日本軍の勇猛さをくじくことはできなかった」


と書かれた記事があります。




薩摩は大英帝国が持つ武器の強靭さを学びますが、

大英帝国は日本人の勇敢さ、武士道を学びます。



そしてイギリスは、

戦争という、いわば外側からの侵略では

人的・経済的なリスクが大きいと判断、

計画を方向転換し、内側からの侵略を企てます。





ロスチャイルド系の

「ジャーディンマセソン商会」という企業は

長崎に代理店を設立し、

その支店長であるグラバーは

坂本龍馬や幕末の志士たちと親しい関係を築いていきました。



そして、海援隊という私設海軍を作った坂本龍馬や、
三菱財閥を築いた岩崎弥太郎を支援していきます。


*ジャーディンマセソン商会

http://goo.gl/g7twhz



ジャーディンマセソン商会の前身は

「東インド会社」です。

東インド会社の設立当初の主な業務はアヘンの密輸


これは歴史の教科書にも記載されています。



ロスチャイルド系の「香港上海銀行(HSBC)」は、

ジャーディン・マセソンなどの企業が香港で稼いだ資金を

イギリス本国に送金するために設立された銀行です。




つまり、東インド会社はインドという植民地を経営し、

中国ではアヘン戦争を引き起こし香港を奪った会社

ということです。




そんな会社の支店が日本の長崎に代理店を設立し

その支店長と坂本龍馬や幕末の志士たちは仲が良く、

そして、龍馬が武器を買って海軍を作った。





この学説を、どう思いますか?



考えてみると、30歳程度の若者が

幕府に立ち向かえるだけの海軍を持っている事、

それを可能にするだけの資金がある事自体、おかしいわけです。




明治維新で日本を改革した「幕末の志士」は、

日本史におけるヒーローたちだと思っていましたが・・・



もしくは、

彼らもまた、無知ゆえに大英帝国の思惑にはまった

被害者だったのか・・・






いずれにせよ、

情報操作によって曲げられたり、隠蔽されたりしている

自分たちが知らない事実を、

新たに見つけてしまった、という気がしています。




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